2011年6月15日水曜日

オルソケラトロジー

別名:オルソ
英語:orthokeratology

ハードコンタクトレンズにより角膜の屈折異常を矯正し、像を結びやすくするという視力矯正法。

オルソケラトロジーでは、夜、寝ている間に専用のコンタクトレンズを着用する。就寝中にコンタクトレンズの特殊形状によって角膜形状が矯正され、視力が回復した状態になり、日中コンタクトを外しても、物がよく見えるようになる。

レーシックのように手術を行わないため安全性が高く、また年齢を問わず効果が期待できる。ただし、習慣的に続けなければ、視力は再び低下していく。毎晩、もしくは隔日など、着用を続ける必要がある。

オルソケラトロジーの語源は、「オルソ」(ortho)が「矯正」、「ケラト」(kerato)が「角膜」、「ロジー」(logy)が「学」を意味する。ちなみに、オルソケラトロジーやレーシックは角膜形状の変化・矯正を行うという意味で「角膜矯正療法」などと総称される。

オルソケラトロジーを実施する場合、眼科医に相談する必要がある。なお、健康保険は適用外である。