2011年8月30日火曜日

タラス

別名:平成23年台風第12号
別名:平成23年台風第12号タラス
別名:TALAS

2011年8月末に発生した大型台風。中心気圧は約965ヘクトパスカル。風速が毎秒15メートルを超える「強風域」の広さは半径600キロメートル。

2011年8月30日現在、タラスは小笠原諸島の父島の南西約280キロメートルの海上に位置しており、ゆっくりと北上している。9月の1日、2日にかけて伊豆半島に接近・さらに上陸し、暴風雨をもたらした。9月6日時点で、タラスは温帯低気圧へ変化。

タラスによる被害者は、少なくとも死者30数人、行方不明者は50余人と見られている。

なお、8月30日頃には、台湾海峡の近辺には台風11号「ナンマドル」(Nanmadol)が存在し、台風12号「タラス」と並存している状態にあった。ナンマドルは中国大陸へ上陸し熱帯低気圧に変化した。9月4日頃には南鳥島付近で台風第13号「ノルー」が発生し、今度は台風12号・13号が併走する状況となっている。

なお、9月20日には、台風20号が「激甚災害」に指定される方針が政府内で決定している。

関連サイト:
台風情報 - 気象庁