2011年10月12日水曜日

TPP亡国論

読み方:ティーピーピーぼうこくろん

TPPへの参加には問題が多く、国益を損ねる、ひいては日本の滅亡(亡国)に繋がる、だからTPPへの参加はやめるべきだ、という意見や主張。

TPPを推進する立場からは「平成の開国」が標榜され、貿易の自由化・輸出の拡大といった良いイメージで語られることが多いが、TPP亡国論はTPP参加のデメリットに着目する。国内の農産品などの市場へ海外の農産物が無制限に入り込めば国内産業が壊滅的な打撃を被る、デフレが加速して景気がさらに悪化するなど、本質的には日本経済を脅かす枠組みであるとする。

2011年10月12日現在、日本は11月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)も控えながら、TPPへの参加の是非について議論を続けている。