2011年11月1日火曜日

スロー地震

読み方:スローじしん
英語:slow earthquake

2つのプレートの境界で、プレートがゆっくり滑って生じる地震。プレートがゆっくり滑る現象はスロースリップと呼ばれる。

房総半島沖では定期的にスロー地震が発生しており、およそ6年に1度、沈み込んだフィリピン海プレートが1週間ほどかけて10センチメートル程度すべる。また、スロー地震の発生の際に群発地震を引き起こした例も確認されている。

房総沖のスロー地震は、過去30年間の観測ではほぼ6年サイクルで発生してきたが、2011年10月には4年2ヵ月の間隔で再び発生したことを、防災科学技術研究所が明らかにした。これは、過去30年間の房総沖スロー地震の観測の中でも最も短い間隔であるという。

関連サイト:
房総半島沖で「スロー地震」再来 - 防災科学技術研究所