2011年12月16日金曜日

磐余池

読み方:いわれいけ

5世紀頃に造営されたとされる池。日本書紀や万葉集などに登場する人工池である。

2011年12月、奈良県橿原市で古い池の遺構が見つかり、磐余池の跡である見込みが高いとして注目を集めている。

日本書紀によれば、磐余池のほとりには用明天皇の建てた宮殿があったという。用明天皇は聖徳太子の父にあたる人物である。橿原市で発見された遺構には宮殿跡も発見されている。

遺構が実際に磐余池であれば、これまで見つかった中で最も古い人工池であることになる。