2011年12月26日月曜日

機能性素材

読み方:きのうせいそざい

食品や衣料品の原料のうち、人体に何らかの好ましい影響を与える効果がある素材の総称。

食品成分における機能性素材は、「機能性食品素材」や「食品用機能性素材」とも呼ばれる。効果・効能は、健康や美容、医療など、素材によりさまざまである。例えば、北海道経済産業局が発行した『北海道産機能性食品素材辞典』では、サケから抽出される機能性素材として「核酸」、「コラーゲン」、「ペプチド」、「コンドロイチン硫酸」、「プロテオグリカン」などを挙げている。

衣料品における機能性素材は、下着の繊維のうち、保温性に優れる・発熱性を持つなどの機能を持ったものを指すことが多い。そのため、「機能性肌着」や「発熱保温ウェア」などのようにも呼ばれる。商品例としてはユニクロの「ヒートテック」やミズノの「ブレスサーモ」などがある。こうした商品は冬のウォームビズなどで需要がある。

関連サイト:
「北海道産機能性食品素材辞典」の発行について - 経済産業省北海道経済産業局