2012年2月13日月曜日

東京電力の国有化

読み方:とうきょうでんりょくのこくゆうか
別名:東電の国有化
別名:東電国有化

東京電力を国有化する構想。

2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、賠償や廃炉費用など多くの問題を抱えている東京電力を、国が経営権を取得して立て直しを図るというもの。2012年2月現在、現実味を帯びた動きとなっている。

2012年2月13日に、西沢俊夫・東京電力社長と枝野幸男・経済産業相が会見し、東京電力が原子力損害賠償支援機構と共に国に申請していた追加支援の計画・約6900億円を経済産業省が受理する旨、ただしその条件として、東京電力に対する国の十分な決議権を譲るよう求めた。これが実質上、国有化の意向の表明として報道されている。

西沢俊夫・東京電力社長は、この東京電力の国有化の求めに対して反対の意を表明している。