2012年9月18日火曜日

柳条湖事件

読み方:りゅうじょうこじけん
別名:9.18事変

1931年9月18日に、日本の統治下における満州・柳条湖において満州鉄道の線路が一部爆破された事件。

柳条湖事件を契機として、日本の関東軍は中国に対し出撃した。関東軍は軍事行動の末に中国東北地方を占領した。この一連の流れは満州事変の呼び名で知られている。

当初、柳条湖事件は張学良を首謀者とする中国の賊軍が起こしたものとされていたが、後の研究では関東軍の参謀であった板垣征四郎、および石原莞爾が首謀者であるとする見解が有力となっている。

中国においては、満州事変は日本による中国侵略の象徴的事件とする認識があり、柳条湖事件の発生した9月18日は特に反日意識の強まりやすい機会となっている。2012年9月18日現在、日本で尖閣国有化が行われて間もないこともあり、大規模な反日運動の勃発などが懸念されている。