2012年10月22日月曜日

国連総会第三委員会

読み方:こくれんそうかいだいさんいいんかい
別名:国連総会第3委員会
別名:国際連合総会第三委員会
別名:国連総会社会・人道・文化委員会
英語:United Nations General Assembly Third Committee
英語:UN General Assembly Third Committee
英語:Third Committee of the UN General Assembly
別名:SOCHUM

国際連合(UN)で開かれる総会のうち第三番目に位置する委員会。通称「社会、人道、文化委員会」(Social, Humanitarian and Cultural Committee)。

国連総会第三委員会は人権や人間の尊厳などの問題を議題の中心とする。具体的には、女性の人権や地位向上、男女共同参画、児童の権利、人身売買問題などについて議論が交わされる。

2012年10月15日、国連総会第三委員会において韓国代表がいわゆる従軍慰安婦問題に言及し、日本政府にはまだ法的責任が残っており賠償金を支払うべきだと主張した。2011年にも韓国は同様の主張をしている。

日本側は、従軍慰安婦問題については法的に完全に解決済みであるとの立場を表明している。

国連総会は国連の主要機関の一つであり、第一委員会から第六委員会の6つの主要委員会で構成されている。それぞれの主要議題は次のとおりである。
  • 国連総会第一委員会 - 軍縮・国際安全保障
  • 国連総会第二委員会 - 経済・財政
  • 国連総会第三委員会 - 社会・人道・文化
  • 国連総会第四委員会 - 特別政治・非植民地化
  • 国連総会第五委員会 - 行政予算
  • 国連総会第六委員会 - 法律 
国連総会第三委員会は、軍縮・安全保障問題を議題とする国連総会第一委員会と並んで、比較的メディアに取り上げられやすい議題を扱っているといえる。

関連サイト:
Third Committee - UN General Assembly
国連総会 - 外務省
総会手続規則 - 国連広報センター