2012年12月4日火曜日

重複立候補制度

読み方:ちょうふくりっこうほせいど
別名:重複立候補

衆議院議員選挙において小選挙区選挙と比例代表選挙の両方に立候補すること。小選挙区選で落選した場合も、比例代表選で当選できれば、いわゆる敗者復活が果たせる。

落選者が他の機会で当選を果たすことを「復活当選」という。

自民党では、基本的に重複立候補を行うが、自民党総裁の多くは重複立候補を辞退して選挙に臨んでいる。2012年12月4日に公示された立候補者名簿では、安倍晋三総裁、石破茂幹事長などが重複立候補を辞退している。

他方、2012年衆院選で、民主党代表で現職の内閣総理大臣である野田佳彦は重複立候補する。現職の内閣総理大臣が重複立候補を行うのは2000年以来12年ぶりとされ、他党からの批判の声なども報じられている。