2013年1月11日金曜日

シモーヌ・ド・ボーヴォワール賞

読み方:シモーヌ・ド・ボーヴォワールしょう
別名:シモーヌ・ド・ボーボワール賞
別名:シモーヌ・ド・ボーヴォワール・プライズ

女性の解放、権利向上、男女平等の実現などへの取り組みに貢献した者を顕彰する国際的賞。2008年に創設された。

シモーヌ・ド・ボーヴォワール賞は20世紀フランスの女性哲学者シモーヌ・ド・ボーヴォワールにちなみ、フランス在住の思想家ジュリア・クリステヴァ(Julia Kristeva)を中心として創設された。なお2008年はボーヴォワールの生誕100年にあたる。ボーヴォワールは『第二の性』などを著して後のフェミニズムのあり方に大きな影響を与えたことでも知られる。

2013年1月9日、パキスタン人の少女マララ・ユサフザイ(Malala Yousafzai)に2013年シモーヌ・ド・ボーヴォワール賞が贈られた。マララは2009年に欧米メディアにパキスタン状況を訴えかける投稿を行い注目を集めた。2012年には銃撃を受けて重傷を負っている。

関連サイト:
Prix Simone de Beauvoir pour la liberté des femmes (site officiel) - シモーヌ・ド・ボーヴォワール賞公式ブログ(仏語)