2013年3月22日金曜日

外形標準課税

読み方:がいけいひょうじゅんかぜい

法人に対して、その所得に応じてではなく、資本金や従業員数、事業所の床面積などに応じて算定する課税方式。2003年度に導入された。

外形標準課税は資本金が1億円を上回る企業にのみ適用される。従来の法人事業税制度では、欠損法人は法人税を納める必要がないが、外形標準課税の導入により、資本金1億円以上の法人は赤字であっても規模に応じて納税する義務が生じることとなった。

外形標準課税が導入されたことで、事業税を徴収する主体である都道府県の財政が安定するというメリットがある。