2013年5月27日月曜日

陽子ビーム

読み方:ようしビーム
別名:陽子線

水素の原子核である「陽子」を数多く束ね、光速近くまで加速して、光線のように飛ばしたもの。放射線の一種である。

陽子ビームは素粒子物理学における素粒子の衝突実験や医療(陽子線治療)など、さまざまな分野で用いられている。ヒッグス粒子の痕跡らしきものを発見したと発表し話題になったLHC(大型ハドロン衝突型加速器)も陽子ビームを使用した高エネルギー衝突実験装置である。