2013年5月20日月曜日

セカンドレイプ

別名:第二の性的被害
別名:性的二次被害
英語:second rape

レイプなどの性的暴行を受けた者に対して、第三者が、性被害の苦痛を思い出させるような言葉を投げたり、被害を受けた原因の一端が被害者自身にもあったというような中傷めいた発言をしたりして、精神的な苦痛を与えること。

レイプ被害者は肉体的な面もさることながら精神的に大きな苦痛を受ける。早く忘れるために泣き寝入りをする被害者も多いとされる。事件が表沙汰になると、警察の取り調べを受ける中で被害の内容を思い出したり、マスコミが事件について報道したり、あるいは裁判で被告を擁護する側に立つ者が、性的挑発があったから性暴行が起きたかのように周囲に印象付ける発言を行ったりすることで、被害者をいっそう苦しめることになる場合が少なくなく、性犯罪そのものと併せて問題視されている。