2013年6月14日金曜日

新しい人権

読み方:あたらしいじんけん

日本国憲法に個別の権利として明記されていないが、一般的な人権として保障されるべきだとされる権利。

新しい人権には、環境権やプライバシー権、あるいは知る権利などが含まれる。日本は、戦後の経済発展によって、社会構造や人々の生活様式などが変化している。その変化に伴い、憲法では規定されていない新たな種類の問題が生じるようになったことで新しい人権の概念が生まれたとされる。

2013年現在は、一般的に新しい人権を肯定する説が通説とされる。しかし新しい人権をめぐっては学説の対立があり、既存の憲法の条文を組み合わせることで、十分にその権利が憲法によって保障されているとする説もある。

2013年6月現在、新しい人権を憲法に加えることが議論されている。