2013年7月24日水曜日

アメーバ経営

読み方:アメーバけいえい

その企業における社員を数人のアメーバと呼ばれるグループに分け、各アメーバごとに採算を緻密に管理し、時間当たりの採算の最大化を目指す経営体制。京セラの創業者である稲盛和夫氏が生み出した経営手法である。

アメーバ経営の目的は大きく分けて3つあるとされている。1つは少人数のグループに分けることで、市場の変動に迅速かつ円滑に対応できる部門別の採算管理を行うこと。2つ目は、各アメーバを率いるリーダーを選定し、そのアメーバの経営を委ねることで、経営者意識を持つリーダーを育成すること。3つ目は、アメーバごとに目標やノルマを立てることで、社員全員が自主的に経営に参加する意識を持った全員参加型の経営を行うことである。

社内を各アメーバに分けることで、いわば中小企業の連合体のように会社が成立するとされている。

2013年現在、京セラ以外にもカプコンや日本航空などをはじめとする300以上がアメーバ経営を導入しているとされている。

関連サイト:
アメーバ経営について - KAZUO INAMORI Official site