2015年1月22日木曜日

朝鮮総連中央本部ビル

読み方:ちょうせんそうれんちゅうおうほんぶビル
別名:朝鮮総連本部ビル
別名:朝鮮総聯本部ビル

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の総本部の所在物件として使用されてきた建物の通称。東京都千代田区の、靖国神社のすぐ隣に位置する。朝鮮総連の本部は2007年までに文京区に移転しているが、単に「朝鮮総連中央本部ビル」といえばもっぱら千代田区の旧本部ビルを指す。

千代田区の朝鮮総連中央本部ビルは2007年に仮装売買疑惑があって差し押さえられている。競売が行われ、2013年3月に宗教法人最福寺によって落札された。最福寺は北朝鮮、朝鮮総連との関わりが深いと言われている。落札価格はおよそ45億円と報じられた。

最福寺は朝鮮総連中央本部ビルを落札したものの、資金調達が計画通りに進まなかった。2013年5月に最福寺はは購入を断念する旨を公にした。再入札が行われ、モンゴルに籍を置く企業が落札したが、これは書類の不備を理由に入札無効とされた。再入札において次点の入札者であったマルナカホールディングスが最終的に落札した。