2013年8月25日日曜日

まぐろ法

読み方:まぐろほう
別名:マグロ法
別名:鮪法
別名:まぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法

水産資源としてのマグロの保存と管理、およびマグロ漁業の維持の強化するために制定された特別措置法。1996年に公布された。

まぐろ法では、国際機関との連携などを通じてマグロ資源保存管理の国際的な取り組みに積極的に協力すること、国際的に取り決めれられた管理措置を国内の漁業者に遵守させること、マグロの保管や資源量増加に資する事業や技術を支援すること、関連情報の収集などを趣旨とする。

また、マグロの漁獲や流通・加工を営む事業者に対して必要な情報を報告する義務を課し、無報告や虚偽の報告を行った者に対して罰則を科すことができるとしている。

2013年8月時点の水産庁の報告によれば、2000年から2010年までのマグロの漁獲量のうちおよそ98パーセントは、3歳以下の未成熟な若魚(メジマグロ)だったという。マグロの資源漁の低下はいっそう危惧されつつあり、メジマグロの漁獲規制を中心とした管理措置の強化などが議論されている。

関連サイト:
まぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法 - e-Gov