2013年12月10日火曜日

日本版QE

読み方:にっぽんばんキューイー
読み方:にほんばんキューイー
別名:日本版量的金融緩和政策
別名:JQE

日本の中央銀行である日本銀行(日銀)による量的金融緩和政策。

日本銀行では2001年から2006年頃にかけて、国債買い切りオペによる量的金融緩和政策を実施していたが、2013年12月の時点では、アベノミクスの「第一の矢」である大胆な金融政策における量的金融緩和政策を日本版QEと呼ぶことが多い。

日本版QEの主な内容は、インフレ率を2%へ上げるためのインフレターゲットの導入や、年間約60兆円から70兆円程度のマネタリーベースの増加、長期国債の買い入れ拡大、ETFやJ-REITなどのリスクの高い資産の買い入れなどが挙げられる。

なお、アメリカ合衆国では、連邦準備制度(FRB)が2008年からQE(量的金融緩和政策)を実施している。

関連サイト:
「量的・質的金融緩和」のトランスミッション・メカニズム ―「第一の矢」の考え方― - 日本銀行