2014年6月13日金曜日

アイヌ民族象徴空間

読み方:アイヌみんぞくしょぅちょうくうかん
別名:アイヌ民族の共生の象徴となる空間
別名:アイヌ文化象徴空間
別名:アイヌ象徴空間

先住民族としてのアイヌの尊厳をとうとび、それと共に多様な文化や民族との共生のシンボルに位置づけられる文化施設。または、そうした施設を設置する構想。

アイヌ民族象徴空の構想は2009年に内閣官房において提言され、2010年代初頭から数回にわたり調査検討が行われてきた。2014年6月に、アイヌ民族象徴空間を国立の施設として設置する基本方針が閣議決定したと報じられている。

アイヌ民族象徴空間は北海道白老町のポロト湖畔に整備される予定とされており、展示施設をはじめ、自然を活かした公園機能、伝統的儀式を行える広場、遺族がないため返還の目処がたたず大学などに安置されているアイヌ民の遺骨を集約して慰霊する施設、などを併設する構想が立てられている。

関連サイト:
民族共生の象徴となる空間(象徴空間) - 内閣官房 アイヌ政策推進会議