2014年12月17日水曜日

風営法違反

読み方:風営法への抵触

風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の規定に違反すること、風営法により禁止されている事を行うこと。無許可営業や年少者の使用などにより風営法違反に問われる事例が多い。

風営法では、風俗営業の健全化、善良な風俗環境の保持と年少者の健全な育成への悪影響を防ぐといった目的から、風俗営業に関する営業時間や営業区域、および年少者の営業所への立ち入りなどを規制している。

風営法第一章では「風俗営業」の業態を規定している。定義に該当する営業行為を始めるには公安委員会へ届け出て許可を得る必要がある。利用料金の掲示の義務をはじめ、営業時間や店舗内の照明の度合い、広告宣伝などの制限など、各種制限事項が設けられている。客引きや。18歳未満の者に接客させること、18歳未満の者を客として接遇することなどは気にされている。

風営法の規制を巧妙に回避する形で、客の性的嗜好を満足させるようなサービスを提供する店は、脱法風俗と呼ばれている。特に女子高生(JK)との触れ合いを売りとするタイプの業態は「JKビジネス」と呼ばれている。風営法の規制と規制回避の試みはいたちごっこの様相を呈しているといえる。

関連サイト:
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 - e-Gov