2015年4月28日火曜日

ネパール大地震

読み方:ネパールだいじしん
別名:ネパール地震
英語:Nepal quake
英語:Nepal earthquake
英語:earthquake in Nepal

ネパールで発生した地震、特に2015年4月現在、同25日にネパール中部で発生いた大規模地震を指して用いられている。

ネパールは、アルプス・ヒマラヤ造山帯に位置しており、プレートテクトニクス的にはインドプレートがユーラシアプレートにぶつかる境目にある。比較的、大規模な地震が高頻度で発生しやすい地域といえる。1988年にもマグニチュード6.8規模の地震が発生している。2005年にはパキスタン側でマグニチュード7.6の地震が発生している。

2015年4月25日に発生したネパール大地震では、マグニチュード7.8という大規模な揺れがネパールの首都カトマンズを直撃した。建物の多くが地震に強くない構造をしていることもあり、建物の倒壊など壊滅的な被害が生じている。死者数は発生から2日が経過した4月28日時点で4000名近くに上り、4月30日までに5000名を超えた。4月末時点で被害の全容が把握できていない地域も多く残されている。エベレスト山ではこの地震によって雪崩が発生しており、日本人を含む数名の登山客が死亡している。