2015年6月15日月曜日

ストロンボリ式噴火

読み方:ストロンボリしきふんか
別名:ストロンボリ型噴火
別名:ストロンボリアンエラプション
英語:Strombolian eruption

火山の噴火のうち、比較的低粘性のマグマや、勢いよく噴出される噴石・火山弾などに特徴づけられる噴火を指す区分。イタリアのストロンボリ山を典型とする。

ストロンボリ式噴火で地表に噴出するマグマはサラサラの溶岩流となるが、ハワイ式噴火よりは粘性がある。火山灰の量は少ないが、火山噴出物を強い勢いで噴出する。噴出物は高さ数キロまで吹き飛ばされることがあるという。

ストロンボリ式噴火とほぼ同様の特徴を持ち、いっそう大規模に発生する火山噴火は、プリーニ式噴火と呼ばれる。