読み方:じゅうぞうじゅうげん
別名:十増十減
小選挙区制の選挙において、1票の格差を是正するため有権者の数が少ない選挙区の議員定数を減らし、その分を有権者が多い選挙区へ割り当てること。
10増10減は2015年7月、参議院の選挙制度改革案に盛り込まれた。選挙制度改革案によれば、北海道、東京都、愛知県、兵庫県、福岡県の定数をそれぞれ2人増加し、宮城県、新潟県、長野県の定数をそれぞれ2人減少するとしている。また、鳥取県と島根県、および、徳島県と高知県を合区とし、それぞれ定数を2人にするとしている。
10増10減により、1票の格差は4.77倍から2.97倍へ縮まるとしている。