2015年8月21日金曜日

水増し注文

読み方:みずましちゅうもん
別名:水増注文

株式取引において、ストップ配分となる銘柄に対して、より多くの買い注文をすること。証券会社では禁止事項の1つとして掲げている。

ストップ配分となった銘柄は、注文の数量に比例して配分し約定するというルールがある。実際には、注文した数量よりも少ない数量で約定することが多い。また、注文数が1単元の場合には約定しないこともある。よって、より多く注文をした人のほうが約定しやすいことになる。

水増し注文はこのルールを悪用して、本来必要としない多くの数量の注文を出して、少しでも多く約定させたい時に用いられる。