2016年4月15日金曜日

00000JAPAN

読み方:ファイブゼロジャパン

地震などの災害時に開放される公衆無線LANのSSID。2015年12月、無線LANビジネス推進連絡会の「いのちをつなぐ00000JAPAN」で提唱された、誰でも無料で利用できるSSIDである。

災害時においては、自治体が誰でも利用できる公衆無線LANを開放するケースがあるが、SSIDなどの情報提供はWebサイトを通じて行われる。そのため、通信回線を絶たれた被災地の人はSSIDを確認することが困難である。一方、00000JAPANは、災害用の統一されたSSIDであるため「00000JAPAN」の文字列さえ知っていれば、どこでも公衆無線LANが利用できる。

00000JAPANは、通信事業者やWi-Fi機器のベンダーが、災害地の避難所や仮設住宅に臨時の公衆無線LANを設置することで利用できる。無線LANビジネス推進連絡会では、災害発生から72時間以内に公衆無線LANを開放したいとしている。

関連サイト:
いのちをつなぐ00000JAPAN - (PDF)