別名:埋扇蟹
別名:埋もれ扇蟹
別名:Zosimus aeneus
オウギガニ科に属するカニ(蟹)。有毒。脚部を除く甲幅が8~9センチほどに成長する。見た目はおおむね毒々しい。
毒を持つカニは複数種いるが、ウモレオウギガニは特に強い毒性を持つカニとして知られる。甲殻から染み出すように毒をまとうため、触れるだけで危うい。誤って食ったりすると死ぬ危険が高い。
ウモレオウギガニは主に南洋に生息している。日本近海にもおり、主に九州から沖縄あたりの浅い海域に生息している。2016年11月には和歌山県の沖合でウモレオウギガニが漁にかかる事例が確認された。