読み方:しゅうれんかさい
別名:収斂火災
別名:収斂発火による火災
いわゆる集光による火起こしの原理によって発生する火災。
収れん火災は、光の反射や屈折をもたらす鏡やガラスに太陽光が差して不本意な集束(収斂)が生じ、その先に可燃物があるような場合に発生することがある。
収れん火災は、光の反射・屈折をもたらす器具を要因として発生し得る。たとえば、金魚鉢、水の入ったペットボトル、ステンレスの器なども過去に収れん火災の原因となった例がある。火元をしっかり管理していても収れん火災は発生し得るものであり、可能性を完全になくすことは難しい
収れん火災の発生する可能性を減らすためには、屋内の日が差しやすい窓際に鏡やガラス、それに準じる物を置いておかないこと、カーテンを閉めるなどして光を屋内に入れないこと、等の対策が推奨される。