読み方:ないしんのじゆう
国民が持つ自由の一つで、自らの思想が国家によって制限されないこと。日本では、日本国憲法第19条「思想及び良心の自由」によって、国民の権利として保証されている。
旧憲法(大日本帝国憲法)の存続時(1889~1947)、日本国民の「内心の自由」は政府の思想弾圧によって公的な保護が行われていなかった。現憲法(日本国憲法)は第19条によって「内心の自由」を保証しているものの、2017年7月11日に施行された改正組織犯罪処罰法によって、政府の国民の思想への介入を懸念する声も上がっている。