2020年7月1日水曜日

透けハラ

別名:スケハラ

「透けハラ」または「スケハラ」は、衣服の下に肌着などが透けて見える状況を、周囲の者に不快感を与えている(ハラスメントに当たる)とする考え方に基づく呼称。特に中年男性のワイシャツから白いランニングシャツや乳頭が透けている状況を指す傾向が強い。

「透けハラ」「スケハラ」という言葉の言い出しっ屁は特定したがく、おそらくは「何ちゃらハラスメント」の派生として自然発生的に生じた言い方と推察される。2020年1月には日本経済新聞が「スケハラ」の語を見出しに込めた記事を掲載した。

日本経済新聞の記事によれば、透けハラという言葉の根底にある「シャツの上から肌着や素肌が透けるのは恥ずかしい」という認識が、男性の間でも増えつつあるという。実際、Twitterなどではこの認識に同意するツイートが多く確認できる。ただし、それを軽々しく「ハラスメント」と位置づけるネーミングや、女性を棚に上げて男性の透けをのみ非難の対象にするかのような論調には、異議も多く見られる。

関連サイト:
シャツに透ける肌は不快!? 「スケハラ」男性が対策 ― 日本経済新聞電子版(夕刊)2020/1/10付
「スケハラ」にNO 透けない男性肌着、職場マナーに  ― 日本経済新聞電子版 2020/1/11