2010年10月20日水曜日

秘境駅

読み方:ひきょうえき

山奥などの自然に囲まれた、人里から離れた場所にある鉄道駅。「秘境駅」の呼び名は、鉄道愛好家・牛山隆信氏による命名。

かつて存在した集落が過疎化によって消滅したなどの理由で、周囲に民家もなく、利用者もいない駅として残ったもの。駅としては機能している。道路はまともに整備されていない、あるいは、駅付近まで通じていない。そのため、下車しても何もすることがないという。

牛山氏の個人サイト上で紹介されていたが、徐々に各種メディアで紹介されるようになり、そのノスタルジックさから一般人の愛好家を増やしている。JR東海では2010年の大型連休に、秘境駅探訪の専用車「飯田線秘境駅号」を運行。同路線では異例の乗車率を記録している。