2011年3月25日金曜日

リバウンド相場

読み方:リバウンドそうば

株式相場や外国為替証拠金取引(FX)相場などにおいて、値下がりした銘柄(通貨)が、値下がり前の元の値段に向かって推移すること。一般的には、半日から数日までの期間とされる。

「リバウンド相場」は、株価や為替が急速に値下がりした場合に起きやすいとされる。ゆるやかな値下がりでは「リバウンド相場」は起きないことが多い。

相場が急速に値下がりする過程においては、売り圧力が買い圧力を大きく上回る。その後、売りが一巡すると、一転して買い圧力が売り圧力を上回る。そのため相場は値上げに転じる。これが「リバウンド相場」の始まりとなる。

「リバウンド相場」では、値下がり前の元の値段に向かって推移するものの、値下がり前の元の値段まで戻るケースはまれである。

なお、底値から、値下がり前の元の値段の半分までリバウンドすることを「半値戻し」という。