2011年3月24日木曜日

放射線皮膚障害

読み方:ほうしゃせんひふしょうがい

放射線を浴び、被ばくによって皮膚上にあらわれる症状。熱傷(やけど)に似た病状を特に「熱傷様放射線皮膚障害」、または「放射線熱傷」などと呼ぶことがある。

数グレイ程度の大量の放射線量を浴びると、皮膚はヤケドのような様相を呈する。皮膚上でなく人体の深部に到達して体細胞を破壊し、翌日から数ヶ月の期間の間に、骨髄や腸、身体全般を機能不全に陥らせる危険がある。放射線被ばくの可能性がある作業場でヤケドに似た症状が現れた際には、注意が必要となる。