2011年6月29日水曜日

シンチレックス

放射線の照射を感知して発光する性質を利用した放射線検出器(シンチレータ)の一種。京都大原子炉実験所、放射線医学総合研究所、帝人化成らが開発したもので、2011年6月29日に発表された。

シンチレックスは、ペットボトルなどに使用されるプラスチック樹脂を改良して開発されたもので、加工しやすく、安価であるという特長がある。放射線を浴びることで青く発光する反応を示す。大型化も可能でホールボディカウンタのような装置に応用したり、小型化したガラスバッジのような用途に用いることも可能とされる。