2014年7月10日木曜日

暴風域

読み方:ぼうふういき

風速が毎秒25メートルを超える地域。主に台風などによってもたらされる。対象地域には暴風警報が発令され、警戒が呼びかけられる。

暴風域と似た語に「強風域」がある。強風域は、暴風域ほど強い風ではないが、毎秒15メートル以上25メートル未満程度の強さの風が吹く地域を指す。実際には地形などの条件が加わるため、地域によっては吹く風の強さが異なる場合もある。

暴風域に入ると航空機や船舶などの交通機関の多くが欠航とされる他、鉄道を運休としたり道路の一部を通行止めにしたりといった処置が取られる場合も多い。

例えば、2011年7月19日には、超大型台風の台風6号「マーゴン」の日本への接近により、九州地方などの広い範囲および四国などが暴風域となった。