2011年8月29日月曜日

請求放棄

読み方:せいきゅうほうき

民事訴訟において、原告が裁判所に対して請求の根拠がなかったことを申し立てる手続きのこと。

請求放棄は口頭弁論などの期日に行われ(民事訴訟法 第266条)、調書に記載されるとその記載は確定判決と同一の効力を有する(民事訴訟法 267条)。

請求放棄により、原告の全面敗訴、被告の全面勝訴が確定する。

請求放棄では被告の同意は不要である。ちなみに、訴えの取り下げの場合には被告の同意が必要である。

関連サイト:
民事訴訟法