2011年8月5日金曜日

原発輸出

読み方:げんぱつゆしゅつ
別名:原子力輸出
英語:nuclear export

原子力発電の技術および施設を海外に売り出すこと。海外における原子力発電所の建設に技術提供すること。原子力外交、および原子力政策の戦略の一つ。

日本は世界有数の原子力立国として、多数の国と原子力協定を結び、原子力技術を各国に提供している。原発輸出で競合する国としてはフランス、韓国などがある。

ちなみに、日本がこれまでに結んだ原子力協定には、日米原子力協定、日仏原子力協定、日豪原子力協定、日トルコ原子力協定、日英原子力協定、日ユーラトム原子力協定、日・ヨルダン原子力協、日越原子力協定、日加原子力協定、日中原子力協定、日韓原子力協定、などがある。

2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で深刻が原発事故が発生し、ドイツやイタリアを脱原発の方針に決定付けるなどの影響を与えている。2011年8月5日現在、ヴィサギナス原子力発電所の建設を計画中のリトアニア、あるいはトルコなど、発注対象に日本を含めて検討継続している国も複数存在する。

関連サイト:
日本の原子力外交概要 - 外務省