2011年8月25日木曜日

ETN

読み方:イーティーエヌ
別名:指標連動証券
別名:指数連動証券
別名:上場投資証券
別名:Listed Certificates
英語:Exchange Traded Note

複数の商品先物から構成される指数や株価指数などに連動する債券の名称の1つ。投資家は株式市場を通じて売買できる。

ETNの特徴として、裏付けとなる現物資産を持っていないこと、さまざまな指標を組成できること、トラッキングエラーが発生しないことなどが挙げられる。

ETNの発行体は主に証券会社や銀行などとされる。日本においては2011年8月23日、ETNを信託財産とする信託受益証券(JDR)が東京証券取引所(東証)に初めて上場した。上場したのは、「iPath 商品指数連動受益証券」(証券コード 2021)と、「iPath VIX中期先物指数連動受益証券」の2銘柄である。いずれも、イギリスのバークレイズ(Barclays plc)が発行体となっている。

ちなみに、複数の商品先物から構成される指数や株価指数などに連動する商品には、ETNの他にETFが挙げられる。

関連サイト:
ETNとは? - 東京証券取引所(東証)
Barclays Bank PLC