2011年9月26日月曜日

浜岡原発の永久停止決議

読み方:はまおかげんぱつのえいきゅうていしけつぎ
別名:浜岡原発永久停止決議

静岡県御前崎市に立地する中部電力浜岡原子力発電所における運転継続の是非について、議会が「永久停止すべき」との見解で可決すること。

浜岡原発から10キロメートル圏内にある静岡県牧之原市の市議会が、2011年9月26日に開かれた議会で、浜岡原発の永久停止を決議した。なお、浜岡原発は2011年8月に政府の要請を受けて全炉が運転停止中である。

浜岡原発は、近く発生が予測されている「東海地震」の想定震源域のただ中に位置している。敷地内には「H断層系」と呼ばれる断層もあり、事前調査で安全と評価されているものの、懸念材料となっている。牧之原市議会は、「浜岡原発は確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限り永久停止にすべき」との見解を明らかにした。

なお、浜岡原発から10キロメートル県内にあり、中部電力と安全協定を結んでいる自治体は、牧之原市と、施設が立地する御前崎市を含めて、計4市ある。