2011年10月20日木曜日

日ASEAN包括的経済連携協定

読み方:にちアセアンほうかつてきけいざいれんけいきょうてい
別名:包括的な経済上の連携に関する日本国及び東南アジア諸国連合構成国の間の協定
英語:ASEAN-Japan Comprehensive Economic Partnership Agreement
英語:AJCEP

日本とASEAN諸国との間における経済連携協定(EPA)。

日ASEAN包括的経済連携協定は、ASEAN加盟10ヵ国と日本との間で、貿易品目への関税撤廃をはじめとした包括的な経済連携を行う枠組みである。日本にとっては初の多国間経済連携協定となる。

日ASEAN包括的経済連携協定は、2008年4月に正式な署名を完了し、同年12月にベトナム、シンガポール、ラオス、ミャンマーの4ヵ国との間で発効した。2009年1月にブルネイ、2月にマレーシアと、順次発効している。

なお、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ブルネイなどはTPP(環太平洋経済協定)の参加国である。特にシンガポールとブルネイは、チリ、ニュージーランドと共にTPPの発足当初のメンバーとなっている。

関連サイト:
日・ASEAN包括的経済連携協定 - 外務省