2011年10月20日木曜日

だんご食中毒

読み方:だんごしょくちゅうどく
別名:団子食中毒

団子を食べたことによる食中毒。特に、2011年5月に山形で発生した集団食中毒事件を指す語として多用されている。

2011年5月10日から、山形市の菓子店で団子や餅菓子を購入し食べた人の中から食中毒患者が続出する事件が発生。入院患者からは「腸管出血性大腸菌O-157」が検出されている。5月12日現在、感染者は150名近くに上り、うち数十名は入院することとなったが、重体に陥った患者はないという。

2011年4月には、北陸の焼肉チェーン店で生肉のユッケを食べた客が「腸管出血性大腸菌O-111」による食中毒に罹り、数名の死者を出すという深刻な事件が発生しており、生食用食肉の衛生基準の見直しがなされるなど、大きな波紋を呼んでいる。