2011年10月13日木曜日

国家戦略会議

読み方:こっかせんりゃくかいぎ

国としての重要な政策方針、すなわち国家戦略について議論するための会議。2011年10月、野田佳彦新内閣総理大臣の主宰で発足することを政府が発表した。

国家戦略会議は、「国家として重要な政策を統括する司令塔」、と位置づけられている。海洋開発やエネルギー政策をはじめとする国家戦略のあり方、東日本大震災からの再生戦略などに関する議論の場となる。

国家戦略会議の主要構成員には、内閣総理大臣、内閣官房長官、日本銀行総裁、経団連会長などが名を連ねる。テーマに応じて各分野の閣僚が参加する予定である。

なお、TPP(環太平洋経済協定)へ参加するか否かという問題については、当初は国家戦略会議の中心的議題として挙げられていたが、10月12日になって、国家戦略会議ではTPPを扱わないという方針が発表され、物議を醸している。