2011年10月19日水曜日

パンダ外交

別名:熊猫外交
英語:Panda Diplomacy

中国が外交上の親交の証としてジャイアントパンダを相手国へ贈呈・貸与すること。中国共産党政権の外交カードとしてのパンダ贈呈。

パンダはどの国でも人気があり、国民感情はいくらか親中的になるという点が指摘されている。このため陳水扁政権時の台湾ではパンダの贈呈を受け入れなかったと言われている。

同時に、パンダはワシントン条約において取引きが禁止されている生き物であるため、実質上は貸与の形式が取られている。中国籍のパンダにはレンタル料が課され、その金額が非常に高額であることも知られている。2011年3月にリンリンの後をついで上野動物園にジャイアントパンダが貸与されたが、その賃料は年間7千万~8千万円に上る。