2011年11月14日月曜日

中選挙区制

衆議院選挙において、各選挙区からそれぞれ数名(3~5名程度)の議員を選出する制度。

日本では1994年に公職選挙法が改正されるまで中選挙区制が採用されていた。法改正後は、中選挙区制に替わって小選挙区比例代表並立制が導入されている。

中選挙区制は、選挙区ごとに1名を選出する小選挙区制と比べて、次点も選出する分だけ多くの票が生きる(死票が少ない)という長所がある。その反面、政党が同じ議員による同士討ちが起きやすいとされている。

2011年11月現在、超党派で結成された組織「小選挙区制度を考える会」が、中選挙区の復活を目指して活動を行っている。