2011年11月21日月曜日

東京工業品取引所

読み方:とうきょうこうぎょうひんとりひきじょ
別名:東工取
英語:Tokyo Commodity Exchange
英語:TOCOM

貴金属やゴム、アルミニウム、石油など16種類の先物取引を行うための商品取引所を運営している企業の名称。東京都中央区に所在する。

経済産業研究所によれば、2010年の東京工業品取引所の取引高は2764万枚で、世界の商品取引所のうち第11位である。また、東京工業品取引所の取引高の推移は、2004年の7445万枚(世界第3位)、2006年の6367万枚(世界第6位)、2008年の4103万枚(世界第10位)と年々減少の傾向にある。取引高の減少に伴い、東京工業品取引所の決算は、2011年3月期まで単体で3期連続の最終赤字を計上している。

東京工業品取引所の江崎格・社長は2011年11月15日、東京証券取引所(東証)と大阪証券取引所(大証)との経営統合により設立が予定されている「日本取引所グループ」への合流を検討していることを明らかにしている。

ちなみに、日本の商品取引所には、東京工業品取引所の他に関西商品取引所、東京穀物商品取引所などがある。

関連サイト:
東京工業品取引所
関西商品取引所
東京穀物商品取引所
日本に商品先物取引市場は必要か? - 経済産業研究所(PDF)