2011年11月21日月曜日

水域表示

読み方:すいいきひょうじ
別名:魚の水域表示

生鮮食品として販売される魚介類に対して、原産地として漁獲した水域または養殖地を記載すること。

水域表示は、水産庁・水産物表示検討会において「生鮮魚介類の生産水域名の表示のガイドライン」として取りまとめられ、推進されてきた。ただ、そこでは、漁獲水域の代わりに水揚げした港または漁港の所在する都道府県を記載することが許容されており、その方が一般的となっている。これには漁獲した水域を把握するのが比較的困難であるといった事情もある。

2011年3月に発生した福島原発の原発事故を受けて、同年11月からイトーヨーカ堂などが漁獲水域を明示する取り組みを、首都圏を中心に開始している。

関連サイト:
生鮮魚介類の生産水域名の表示のガイドライン - 水産庁(平成15年6月)