2011年12月5日月曜日

幸福度指標

読み方:こうふくどしひょう

国民がどのくらい幸福を感じているかという事柄に関する指標。「幸福度指標」は2011年12月現在の仮称である。国家の豊かさのうち、特に国内総生産(GDP)などの経済的指標だけでは測れない側面を評価するための指標として、内閣府が試案を作成し検討を進めている。

2011年12月に内閣府経済社会総合研究所が公表した「幸福度に関する研究会報告―幸福度指標試案―」では、幸福度指標は「幸福度を具体的に見えるように各種指標で表したもの」と規定されている。試案では、経済社会状況・心身の健康・関係性、の3項目を柱として評価項目を設定することが試みられている。

なお、国民の幸福度を指標として調査する取り組みとして、ブータンが導入している「国民総幸福量」(GNH)がよく知られている。

関連サイト:
幸福度に関する研究会 - 内閣府