2012年1月10日火曜日

メチルフェニデート

英語:methylphenidate

中枢神経刺激薬の一種。ADHD(注意欠陥・多動性障害)やナルコレプシー(傾眠症)などの療薬として主に利用されている。具体的な商品としては「コンサータ」や「リタリン」などがある。

メチルフェニデートは、ADHDに対しては、これまでは18歳以上の患者に対する有効性・安全性が確立されていないとの理由から薬物療法への利用が認められていなかった。2011年8月に、18歳未満からメチルフェニデートの使用を開始している患者に限り、成人した後も使用することが認められた。

昨今ではADHDを含む発達障害の要素を持ちながら、小児期には大きな問題となることなく成人し、社会人になってから症状に苦しむ人が多くいることが社会的に認知され、「大人の発達障害」として問題となっている。

関連サイト:
【AD/HD治療薬「コンサータ」】18歳以上の継続使用解禁‐厚労省が通知 - 薬事日報