2012年1月10日火曜日

咳エチケット

読み方:せきエチケット

厚生労働省が呼びかけている、インフルエンザ流行を抑止するための咳に関する作法・気遣い。

インフルエンザは基本的に飛沫感染によって広がる。罹患している人が咳やくしゃみをすることでインフルエンザウィルスが放出される。人の多くいる場所で、勢いよくくしゃみをすれば、その分だけ感染のリスクを増やすことになる。

咳エチケットは、インフルエンザのこうした性質をふまえて、咳やくしゃみをする際のマナーを守って感染抑制を図る運動である。具体的には、咳をする際にはティッシュなどで口と鼻を押さえる、他の人から顔をそむけてする、1メートル以上離れてする、咳が多い場合はマスクを着用する、などである。

また、インフルエンザの予防・感染対策としては、手洗い・うがい、予防接種なども奨励されている。

関連サイト:
インフルエンザの発生状況について - 厚生労働省 報道発表資料 2011年12月16日
咳エチケット - 東京都感染症情報センター