2012年2月28日火曜日

再任用制度

読み方:さいにんようせいど

定年退職した公務員を再度雇用できる制度。退職後の再雇用として扱うことで、給与を定年前の水準より引き下げつつ、継続して働ける人材を確保できる。

2013年から、国家公務員の共済年金の支給対象年齢が従来の60歳から65歳へ引き上げられることが決まっており、60歳で定年を迎えてから共済年金が支給されるまでの5年間、無収入の期間が生じないためにどのような措置を講じるかが政府の課題となっていた。定年を65歳に引き上げる案も検討されたが、給与水準を維持したまま雇用することになるという難点があった。

政府は、2012年2月28日に、再任用制度による再雇用を拡大することで、国家公務員の定年退職の問題に対応する方針を固めた。

関連サイト:
国家公務員の65歳定年見送りへ…再任用を拡充 - 読売新聞 2012年2月28日